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日常書


もうすぐ師走。

クリスマスに向けての内容を筆ペンで書く練習をしています。

今までペンとつけペンで日常に役立てるよう書いて仕上げていきましたが、上達がはやい生徒さんなので筆ペンをすすめてみました。墨をつけて書く小筆とは違う弾力があるのでタッチが大きくなりがちで慣れるまで私も時間がかかるときがあります。でも筆ペンは持ち運びが便利ですので、すぐにどこでも書けるという利点もあり私は筆入れの中に何本か入れて持ち歩いています。

こちらの生徒さんはお稽古に通い初めて半年足らずでここまで到達してしまいました。私と同じ2児の母、でもお稽古中は母という存在がなくなり一人の女性になってしまう・・・。彼女の集中している姿、書いてる姿がとても凛々しく綺麗なんです。「私はどんな姿で書いているのだろう?」と彼女を見ながら思ってしまいます。

正座して背筋がのびていて筆がピンと立っています。

ロール紙で練習をして絹の目の仮名用のお清書紙に12月中仕上がるように内容もクリスマスにしましたが、今月末までに仕上がりそうです。筆のタッチが軽くなり連綿線も自然に出るようになってきました。行間もきれいにおさまっています。年賀状も今年は筆で挑戦できますよ!


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