昨年3月に卒業した東京国際大学付属日本語学校の学生の卒業文集が教員室に置いてありました。一冊持ち帰り私が受け持ったクラスの学生全ての作文を読ませていただきました。
外国人が書く日本語の作文です。一生懸命書いたことと思います。ですので私も一生懸命一字一字見ながら学生を思い浮かべながら読みました。N1を持つ学生はさすがです。日本語でも書きたい自分の気持ちをうまく表現しています。こんなに日本語が上手なのに私は思っていてもN1を持つ学生たちは「N1が受かってからが本当の日本語の勉強の始まりだ」と言っています。語学意識が高いですね・・・。N3レベルの学生は「日本語が話せるようになり生活が楽しくなった」と書いてありました。私の授業内容を書いてくれた学生もいました→もう一度会ってお礼を言いたいです。
みんなそれぞれの目標を持ち祖国を離れ、親元を離れ、日本でたった一人でスタートしてきました。いろんな悩みがあったことでしょう。私も海外経験があり、学生たちの思いは十分わかって授業を進めてきましたが、この卒業文集を読み、もっと寄り添ってあげるべきだったと反省しました。日本語教師になりたっか原点に戻り、今年は一からやり直します。私に彼らに何かできること!伝えること!が必ずある。
みんなそれぞれの道で頑張っているのだから私も負けてはいられない!