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書道のお稽古中


すべての子どもの習い事って学校が終わってから・・・。

圷多都書道教室のお稽古も学校から帰宅してそれから子どもたちはやってきます。

毎週毎週子どもたちの表情は違います。もちろんみんな性格も違います。私にすぐさま話しかけてくる子もいれば、黙って準備して進める子もいます。学校で何か嫌なことがあったり、いいことがあったり、我慢が多かったりと毎日毎日学校という社会の中で子どもたちなりに精一杯過ごしているのだろうと思います。だから、お稽古にくるとホッとした気分からわがままになる日もあります。でも私はそれを理解してお稽古を進めています。

子どもたちから何か学校での不満を言われたら最後まで話を聞いてそれに答えています。学校で何かあっても話したくない子もいるので、その時は話したくないから言わないのだと思うので私からは聞き出したりしません。でも子どもの表情を見ていると態度を見ているとわかるんです。そういう時には全体に

「書きたくない日ももちろんある。先生も練習したくないって思う日あるし・・・でもね、お稽古に来て1枚も書かないで家に帰ったらきっと嫌な気持ちが残るよ・・・。

お母さんやお父さんはお習字頑張っているんだな!って今思っているよ。学校でお友達に何か言われて嫌な気持ちになったり、先生にみんなの前で叱られて恥ずかしい気持ちになったりするときもあるよね?そういう時って何にもしたくなるかもしれない。でもずーっと嫌な気持ちを夜まで引きずっていても何も始まらない。そういう時はお母さんの顔思い出してみて。どんなことがあってもお母さんやお父さんはみんなの見方!どんなときがあってもみんなの見方でいてくれる人を悲しませていけないよ。お母さんを泣かせては絶対だめだよ。」と話します。

子どもってだれもお母さんの喜ぶ顔が見たいのです。私もそうでした、子どものとき書道で賞をとるとお母さんが喜んでくれて・・・それが嬉しかったなあ~。お稽古に来ている子どもたちも同じ気持ちだと感じます。

子どもの表情を見て、帰るときは来たときよりもよい表情になって帰れるように今後もお稽古を進めていきたいと思います。

こんな風に感じるようになったのは冬羽と美來を育てるようになってから。私の二人の子どもにも感謝します。

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