最後の授業。
ひとりひとりからの挨拶でみんなに「ありがとう」って言われました。
1日でこんなにたくさんの人から涙と一緒に「ありがとうございました」という言葉を頂くことって生きていて何回あるのだろう~?
日本語を教えていなかったらこんな素敵なことはなかっただろうな~。
留学生の日本語は母語を話す私たちより語彙が少ないから言葉ひとつひとつが重い・・・。でも彼たちの日本語は正直で正しい日本語。「ありがとう」という言葉がすぐに出てきて話している側も優しくなれる。
お母さんになると子供に「ありがとう」という言葉を教えるけれど、子供が大きくなっていくと家族の間で「ありがとう」という言葉を交わさなくなってしまう。言わなくても伝わっているという思い、照れくさいなどという理由からかもしれないけれど、留学生たちみたいに大人になっても「ありがとう」って言える人間になってほしいし、自分もそうでありたいな~。
日本に来てくれてありがとう。
日本語を覚えてくれてありがとう。
楽しい一年をありがとう。
みんなと会えたことに感謝しています。
卒業おめでとう。