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お別れ...


食べ出したらとまらないこのクッキー!

バッケンモーツアルト〈広島銘菓〉のからす麦クッキーを生徒さんから頂きました。

4月から秋田へお引越しされるので今月でお教室を退会した生徒さんなのですが・・・。高校生以上の生徒とは学校勤務なので卒業式でお別れを年に一度していて最後の日の言葉がけは色々してきているのですが、小学生の子とのお別れは初めてで、どんな言葉をかけてよいのかわかりませんでした。

実はこの生徒さんがきっかけで圷多都書道教室を開くことができたんです。秋田のご出身でお父様のお仕事の関係で豊島区に引っ越されることになり、秋田にいる一先会の小松紫峰先生のご紹介で私のところに連絡が入りました。お教室は開くつもりではいましたが、美來が小学生になって落ち着いてから・・・と考えていました。突然、神戸の一先会事務局より「あくつさ~ん、秋田から豊島区に引っ越される子がいてな~、あくつさんのところに送るで~」と・・・。準備ができてないのにいきなり!そんな~っと思いながら、「最初は紙と筆、机があればできるで~」と、あれよあれよと言われるがままにうなづいて開いてしまいました。

彼女一人からのスタート・・・。3年が過ぎ、今はキャンセル待ちが出るほど生徒さんが増えました。彼女に感謝しなければならないです。

彼女は色白で細身の秋田美人さん、でも大胆な字を書きます。自分の中にある文字を、そして言葉を表現する力があるんです。秋田に戻られ紫峰先生のところでお稽古されるとのことで、遠くから彼女の頑張りを見守ろうと思います。

お父様、お母様、お姉さまにもたくさんお世話になりました。秋田に戻られてもお元気で・・・。

そしてまた再会できたらと思います。

クッキーをありがとうございました。サクッと焼き立てのクッキーのようで美味しいのですが、最後の一缶はなかな開けられないでしょう。とても淋しいです。


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