起筆・・・筆の入れ方は年齢問わずしっかりと教えています。
幼児さんには「トン・スー・トン」と声に出させて、「スー」の時に線を引かせます。
初めはみんな起筆を忘れてしまいスッと筆を走らせてしまうのですが、何度も何度も私から言われていると起筆が自然と身についていきます。
どうしても子どもは体に身についてないと忘れてしまいます。
「何度言ったらわかるんだろうか?」
「注意されたことは自分で気がつくようにならないといけない!」
「先週も起筆のこと言われたよね?」
とは思うのですが、口には出さないよう気をつけています。体に身につくまで言い続けて教えていかなければならないのだと思うからです。子どもへの言い方や伝え方を変えたり、筆を持って一緒に書いたりあげたりして、一生懸命教えている教える側の気持ちを伝えていけば個人差はありますが必ず子どもはついてきてくれます。